ワンピースとハンバーグ

ひとの声と記憶
は合致したとき
「いま」をちがうところへと連れて行ってくれる

そのあとは、
無性にだれかにごはんをつくってあげたくなる

走って走って
やさいやにくやさかなを詰め込んだ
ふくろをぶら下げながら

火事になったときに消えてしまったという
彼女のワンピースを思いだしながら
おもいきり走り抜ける