
写真家 金サジの代表作「物語」シリーズの新作を発表します。
「物語」は日本国内で生まれ育ったコリアンディアスポラの金サジが、民族、国籍、性別といったアイデンティティへの関心から生まれた創作物語を写真で表現した作品です。
この度、株式会社 赤々舎とのご縁で写真集を刊行することになりました。今回の展覧会は新作の発表とともに、この写真集の予約受付販売をいたします。
今回の展覧会に合わせてトークイベントやパフォーマンスといった、関連イベントも開催いたします。ぜひご高覧ください。
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金サジ個展「物語」シリーズより
山に歩む舟
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会期:10月27日(木)〜11月14日(月)
時間:13:00-20:00
(土・日は11:00-19:00、最終日は15時まで)
入場料:500円
会場:PURPLE
(〒604-8261 京都市中京区式阿弥町122-1 式阿弥町ビル 3階)
https://purple-purple.com
主催:Sajik&co.
協力:株式会社 赤々舎
*文化庁「ARTS for future!2」補助金対象事業
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【関連イベント】
◉トークイベント
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会場:PURPLE + オンライン配信
(会場入場は限定20席)
参加費:1000円
*会場参加は以下の各フォームよりお申し込みいただき、当日会場での決済となります。オンライン参加は、PURPLEの以下の各ページよりshopifyでお支払いいただきましたら、当日までに視聴URLを送付します。(当日に配信を見逃した方も、アーカイブ配信有り)
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①「ポストコロニアリズムの隣で」
日時:11月5日(土)18:00-
ゲスト:ドボルザーグ・グレッグ
予約:
(会場参加)
https://forms.gle/cDXWDQQ8ukvNMDJ27
(オンライン参加)
https://purple-kyoto.myshopify.com/products/talk1_sajikkim
ドボルザーグ・グレッグ
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早稲田大学国際学術院(国際コミュニケーション研究科・国際教養学部兼任)にて太平洋・アジア文化研究の教授を務める。マーシャル諸島、米国そして日本で過ごした後、主にポストコロニアルメモリー、ジェンダー、ミリタリズム、レジスタンス、そしてオセアニア地域のアートについて教鞭をとり、研究活動を行っている。アートや学術領域における草の根ネットワーク「プロジェクト35(さんご)」の創設者であり、第10回アジア太平洋トリエンナーレの北オセアニアアートフォームの共同キュレーターや、ホノルルビエンナーレなど他の展覧会のアドバイザーとしても活躍している。その他の出版物としては、2018年にハワイ大学出版より上梓した『Coral and Concrete: Remembering Kwajalein Atoll between Japan, America, and the Marshall Islands』がある。
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②被される民族性、生きる身体
日時:11月13日(日)18:00-
ゲスト:マユンキキ/MAYUNKIKI
予約:
(会場参加)
https://forms.gle/fibVUUrf7QKbHJja8
(オンライン参加)
https://purple-kyoto.myshopify.com/products/talk2_sajikkim
マユンキキ/MAYUNKIKI
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1982年生まれ。北海道出身・在住。アイヌの伝統歌を歌う「マレウレウ」「アペトゥンペ」のメンバー。2021年よりソロ活動開始。音楽分野だけでなく国内外のアートフェスティバルに参加。アイヌ語講師、札幌国際芸術祭(SIAF)2017バンドメンバー(企画チーム)、SIAF 2020ではアイヌ文化コーディネーターをつとめる。2018年より、自身のルーツと美意識に纏わる興味・関心からアイヌの伝統的な文身「シヌイェ」の研究を開始。現代におけるアイヌの存在を、あくまで個人としての観点から探求し、表現している。2020年には、第22回シドニー・ビエンナーレ「NIRIN」に参加。同年、写真家の池田宏と「シヌイェ アイヌ女性の入墨を巡るプロジェクト」(北海道・白老)、2021年「シンリッ アイヌ女性のルーツを探る出発展」(北海道・札幌、CAI03)、2022年「Siknure – Let me live」(イギリス・バーミンガム、Ikon gallery)を開催。
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◉パフォーマンスイベント
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これまで「物語」の写真中で登場したモデルや、金サジに制作のインスピレーションを与えてくれているミュージシャン、パフォーマーらによって金サジの作品のテーマに通じる物語・儀礼・生殖・エロスといったテーマでパフォーマンスを披露いただきます。彼ら、彼女たちの身体から現れてくる美しい表現を是非ともご覧ください。
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-金サジプレゼンツ! -
よんほんあしのうた、にほんあしのダンス
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日時 : 12月19日(月)19時30分 スタート
会場:UrBANGUILD アバンギルド
(京都市中京区材木町181-2 ニュー京都ビル3F)
出演:マユンキキ+hoshifune
(ミュージシャン+影絵アーティスト)
フランソワ・アルデンテ
(ドラッグクイーン)
MECAV
(バーレスク・ダンサー)
ダニエル・ジュゲム
(ダンサー、ボーイレスクダンサー)
入場料:3,000円
(ワンドリンク付)
予約:
UrBANGUILD HP
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ゲストプロフィール
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マユンキキ/MAYUNKIKI
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1982年生まれ。北海道出身・在住。アイヌの伝統歌を歌う「マレウレウ」「アペトゥンペ」のメンバー。2021年よりソロ活動開始。音楽分野だけでなく国内外のアートフェスティバルに参加。アイヌ語講師、札幌国際芸術祭(SIAF)2017バンドメンバー(企画チーム)、SIAF 2020ではアイヌ文化コーディネーターをつとめる。2018年より、自身のルーツと美意識に纏わる興味・関心からアイヌの伝統的な文身「シヌイェ」の研究を開始。現代におけるアイヌの存在を、あくまで個人としての観点から探求し、表現している。2020年には、第22回シドニー・ビエンナーレ「NIRIN」に参加。同年、写真家の池田宏と「シヌイェ アイヌ女性の入墨を巡るプロジェクト」(北海道・白老)、2021年「シンリッ アイヌ女性のルーツを探る出発展」(北海道・札幌、CAI03)、2022年「Siknure – Let me live」(イギリス・バーミンガム、Ikon gallery)を開催
ほしふね/hoshifune
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仮面舞踊家小谷野哲郎と、物語作家わたなべなおかによるユニット。
自然、風土、伝統文化、夢などからイマジネーションを広げ、ものがたりを紡ぎ、影絵や仮面などを駆使して、多様なジャンルのアーティスト達と共に舞台作品化。
近年では特に「暮らしと食とアート」をテーマにプロジェクトを展開。
主に日本やアジア各地でその土地の人たちと関わりながら生み出されるものを大切にしている。
フランソワ・アルデンテ/FRANCOISE ALDENTE
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前衛色の濃いアンダーグラウンドなショーやメタル調のハードなステージングアクトから、いわゆるディーヴァ系の華やかな王道レビューまでそのスキルは幅広く、また、ジェンダーの枠にとらわれず男女両方の性を演じることが出来る、数少ないマルチパフォーマー。国内外の現代美術およびコンテンポラリーダンス関係者との結び付きも強く、その方面でも精力的に活動している。
MECAV/メカブ
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ドリーミーでデンジャラス!花火の如く世界を彩るバーレスクパフォーマー。ポールダンサーとしてキャリアをスタートし現在は二足の草鞋で活動中。
イベントプロデューサーとしての顔も持つ。
今年ポーランドで行われた大会「Slavic Burlesque Festival2022」Queenに輝く。国内外問わず数々のシーンに挑戦している。
ダニエルジュゲム/Daniel JeG'aime
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2014年デビュー。国内では数人しか存在しないボーイレスクダンサーの内、関西で活動するダンサー。ダンスで培ったしなやかな肢体を駆使し、バーレスクの王道からコンテンポラリーまで様々なスタイルで繰り広げられる官能的なステージでは、「男も女も濡らす」を冠に多くの紳士淑女たちを魅了している。
2018年より主催イベントGrandCabaretを不定期で開催。2021年バンド狂都クランプス結成に参加し、ボーイレスクダンサーとしてバンドボーカルデビューを果たす。
近年では長編のバーレスク作品や映像作家演出によるボーイレスクを題材とした舞台作品など、ボーイレスクから派生した様々な活動を展開している。